青き国 四国  by Yukari K

美しく青く輝く地、四国。

海に浮かぶ島々。緑多く豊かな森。

まるで水の神々が舞い降りる、美しい神の島のようである。

豊かな自然は命を生み、育み、実りとなり我々を豊かにする。

この清らかな美しい水辺の地に立ち、遥か昔から続く我々の命の息吹を感じる。

四国の川は大地を潤し、すべての命を生み、育てる。

どんなに文明が進んでも太古の昔から変わらないこと。

水がなければ我々の命は生れることもできない。

人は水の世界から、この世へ生まれてくるのである。

そして誕生してからも体内に水を宿す。

豊かな森、母なる大地は清からな水を蓄える泉である。

美しい川のせせらぎの音は人を癒し、やさしさと潤いをもたらしてくれる。

輝く黄金を積んだ宝船は探さなくても、いつもこの地にあるのです。

この四国の地から湧き上がる、聖なる水。

その大切な宝物を失ってはいけない。

雨となり地に落ちた天のしずくは、集まり雄大な川の流れとなる。

それは命の流れである。

命の流れは海に出て、波紋となり周りに広がっていく。

それは世界につながる波の音。

美しい瑠璃色の地球。

我々はその恩恵により命が保てるのです。

この美しい地球を次ぎの世代につなげること。

それが今生きている我々の使命である。

 


 
 

天の鈴(誕生)

巫女が振る神楽鈴。
清らかな鈴音、澄んだ音色。すがすがしい風に揺れて、神の光のように輝く。
生命の誕生。命のつながり。
一つ一つの鈴は、まるで一人一人の人の魂のように見える。
人の心も鈴の音のように美しく清らかに響き合う事により、
さらに大きく響き広がる。
一つ一つの音が結び合う事により、清らかな和音となる。
それはまるで花びらから、こぼれ落ちる。金色に輝く朝露みたい。
光の中から生まれる魂のようである。
自分の中の美しい鈴の音を聞いてみたい。
それには一生懸命に身を揺すらないと聞こえない。
魂をゆする。それは心をゆらすこと。
愛を与え、愛を受け取り、感動すること。
その鈴の音は少しづつ広がり、平和の響きを広げていく。
自分と人とのつながり。
自分を日々、支えてくれる人への感謝の思い。
すべての人は一つの輪のようにつながっている。
その事に気づく時。
私達は一人一人の与えられた大切な命を、まるで美しい大輪の花の花びらみたいに、
大きく広げて、大きな力を生み出し、実を結ぶことができるのである。

 
 

 

水の響き

水の響き その清らかで透明な音は命を生む音。

美しく響く音は命を育む音。

やさしく響く、しずくの音は木々が増える音。

心地よく響く、せせらぎの音は大きな森を育む音。

森の木々はきれいな水を蓄え、それを再び天に返す。

森の木々は汚れた風を洗い、さわやかなきれいな風にして天に返す。

すばらしき地球のシステム

人はその恵みにより、命を頂きその生命を健やかに維持できる。

川を汚すことは、私たちの血を汚すこととなり。

空気を汚すことは、私たちの息を止めることとなる

大地を汚すことは、私たちの体内を病むことになる。

地球は何も言わないが、地球の怒りは必ず私たちに返ってくる。

今のあなたの行いは、この青い地球を労わる行いでしょうか。

今のあなたの行い次第で、私たちの未来が大きく変わるという事を早く気づくことである。

 
 
by Yukari K

建設中の青森県六ヶ所村核再処理工場

   
 

     寒い朝

 

冬のやわらかい光が差し、すみきった青空が広がる朝
「おはようございます」すがすがしい声が響くように、オフィスのドアを開く
コンクリートのビルの中 薄暗いオフィス
ただキーボードの乾いた音だけが響く
誰も開けようともしない金属のブラインド
輝く朝の光はさえぎられ、乾いた音だけが響いている

朝のオフィスの光は1箇所だけ灯された蛍光灯
不況のための経費節減策、地球のための資源節約策
社員の顔は冷たく光るパソコンに向かい、スポットライトのように青白く顔を浮かばせている。

闇夜を照らし、幕開ける朝
天からの希望の光
空色の美しい今朝の青空さえ、人の心には映らない
世の中は今、この不況だから暗いという
本当にそうだろうか?病んでいるのは人の心
自分のことを分かってくれないと嘆く人ほど、自分の世界にひたり、人のことを思いやり分かろうともしない
我先にと自分の欲望を求め、優越感にひたり、不安になりと常に心が変化する
お金にまみれ地位、名誉を求め、求めすぎた欲望
その哀れな人が行く先は孤独と闇夜の世界。

今日も寒く、薄暗いオフィスで働く
朝の日課は、心の中に光り輝く温かい朝日を昇らせること
朝日で照らされて、すかされたブラインドの隙間
窓辺には少しの光がもれている
歩みブランドを開けると、オフィスに一筋の輝くオレンジのラインが差し込んだ
その先にはアンスリユムの真っ赤な花が、光に向かってのび、美しい花を咲かせていた。

 

 

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